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歯の神経

神経の役割

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虫歯が大きくなって痛みがひどくなってきた場合
歯医者から言われる一言が

 

虫歯大きくて、神経まで届いてますね・・・
神経をとりますね

 

このようにいわれた方がたくさんいると思います。

 

神経の役割にはどんなことがあるのかを
聞いたことがありますか??

歯に栄養を与える
歯に血液をいきわたらせて丈夫にしてくれる
刺激を伝える
歯にひびが入ったり、変化があればわかるようにしてくれている
感覚を伝えてくれる
痛い、熱い、冷たいなどの感覚を伝えてくれる

というものがあります。
神経を取ることで起こることといえば・・・

メリット
痛みがなくなる
虫歯の感染を取り除くことができる

デメリット
歯が脆くなり割れる危険性がある
歯が黒ずんでいく
感覚がなくなるため、冷たい・熱いなどがわからなくなる

ということがあげられます。

 

では実際にどう治療をしていくのか・・・

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虫歯になっているところを完全に取り除きます。

そして神経の入っているところにファイル(針のようなもの)を入れて

中をきれいにしていきます。

根の先のほうまで届くようにファイルを入れていきます。

絵だけで見るとわかりにくいのですが、実際は細かく枝分かれしてるため

感染しているところが取り除けるように広げていきます。

そのあと薬をいれて、中から効くようにしていきます。

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上記の作業を2~3回繰り返し行い、感染している部分を

取り除いた後最終的な薬を入れて蓋をします。

閉じた後に痛みが一過性にでることがありますが

徐々に落ち着いてくることがほとんどなので、様子を見るために

期間をあける場合があります。

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薬を入れた後、問題ないと判断した場合、今度は被せ物をするために

土台をしっかりさせる必要があります。

そのため、歯の残り具合によって、歯の型をとらせてもらい、金属の支柱を

入れるようにするか、レジンといわれるプラスティックの土台を入れていく

状態をつくります。

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土台が入った後、上に被せるためのものを形成し、被せていきます。

ここまでできて治療としてはいったん終了になります。

 

治療回数としては神経を取る治療で2~3回

被せ物の治療で2~3回(型を取る回数で増えるため)

状態によって神経を取る治療の回数が増えることもあるため

計4~6回をあくまで目安として考えていただけると助かります。

 

できれば神経を取る処置はしないほうがいいですが

早めに処置をしないといけないこともあります。

異変を感じたら早めに来院するようお願い致します。