咬む噛む
2016年11月2日
「ひみこの歯がいーぜ」
いきなりこんなこと言われて意味が不明ですよね(笑)
これは8020運動(80歳までに20本の歯を残そう)というものの
なかで生まれた咬む作用の標語だそうです。
ひ:肥満を防ぐ
よく咬むことで満腹中枢を刺激して、量がなくてもお腹が
いっぱいだと感じれるため、食べ過ぎを抑制
み:味覚の発達
本来の味が出るまでかむことをすることで、薄味でも
しっかりと感じられるようになる
こ:言葉の発音がはっきり
口の周りの筋肉を使うことで、表情が豊かになり
はっきりとした言葉が出るようになる
の:脳の発達
脳細胞の動きを活発にし、子供の知育をたすけ
高齢者には認知症の予防になる
は:歯の病気を防ぐ
唾液を分泌することで、汚れを流してくれたり
細菌感染を防ぐ役割をもつ
が:ガンをふせぐ
唾液の酵素には発ガン物質の発ガン作用を
消す働きがある
い:胃腸の働きを促進する
食べ物をしっかりとすりつぶしてから飲み込むことで
胃腸の消化作用を高めてくれる
ぜ:全身の体力向上と全力投球
よく咬むことでしっかりこむところがわかるので
全力を出す際にしっかりとはをくいしばれる
という体にいいことしかない状態がつくれるというものです。
なかなかしっかり咬むということは意識しないと無理なので
最初は大変ですけど、できるようになったときの健康度合いは
格段と違うと思います。
ぜひ試してみてください!
ちなみにタイトルにあげた咬むと噛むの違いは知っていますか??
歯科の用語では一般的に咬むという字を使います。
私はこれについて知らなかったため(無知でごめんなさい)
調べてみたのですが...
噛む:ものをかじる
咬む:歯と歯をかみ合わせる
という違いがあるみたいです。歯科として使う「かむ」は
「嚙む」ではなく「咬む」というのが
よく使われる理由となります。
よく咬むことは生活習慣病の予防にもなりますし
脳を刺激するためにボケの防止になったりと
良いことがおおいので、最初は一回お口の中に入れたら
30回咬むことを目安にしてみて下さい。
たくさんの量を一気に口に入れてしまうと
咬むのがむずかしくなるため
少量から試してみてはいかがですか??